②に行くまでに時間がかかりましたね(笑)
母と電話した私。
冷静に話しているつもりでした。
気持ちを出さずに…
でも声のトーンで母は分かったんでしょうね。やっぱり母…子供の事は何でも分かるもんです。
母は毅然として、そしてちょっと強かった。
母は自分に言い聞かせるように。
そして私に気を使わせないように。
こういいました…
母:『私は大丈夫。心配いらないよ。だってできる事は全部やってあげたもん。』
『私は後悔してないの。』
私:『そう…そうなの…』
何もできない自分が不甲斐ない。
どうにもできない自分が情けない。
その場にいて励ます事も、慰める事も、悲しむ事も…
そして一番はおばあちゃんに…
”さよなら”
を言う事もできない。
ものすごい広い公園のベンチで、隣にカップルが座っているのもおかまいなしに泣きました。
ひたすら。
ひたすら。
ひたすら。
それからまたとぼとぼ公園を歩きました。
時間は気づいたら夕方近く。
友達Sが学校が終わったよと電話をくれました。
Sと合流。
彼はひたすら大丈夫と声をかけてくれました。
その後はDの家に行って3人でひたすら飲みました。
でも私は泣かなかった。
……泣けなかったが正しいかな……
何でかは分からない。
でも泣けなかった。
それから数日間SとDはひたすら私に付き合ってくれました。
Dのうちでご飯食べたり、酒飲んだり、一緒にDVD見たり。
とにかく一緒にいてくれたんです。
1日は3人で手をつないで騒いで駅まで歩いたり。
1日は私が寝てしまうまで、酒を飲んだり。
1日は私が笑うまで2人がふざけたり。
『2人は友達なんだから助けて当然だよ』と言ってくれたのが本当にありがたかったです。
しばらく食欲がなくてこの時ばかりは体重が減ってしまって、この2人には食事に関してすごく注意されたのをいまだに思い出します。
そこからまた数日。
ようやく日本への帰国。(ここまでにも色々ありましたが…笑)
でも1週間以上千葉の弟の所に居続けました。
地元に帰ったら、いない事を認めなくちゃいけない気がして…帰れなかった。
イギリスで知り合った友達に会うのを口実に。
英会話で知り合った友達に会うのを口実に。
弟の世話を口実に。
色々と口実作って居続けました。
でも、会社の先輩とか弟とか友達に説得されてしぶしぶ帰宅。
それでも、お墓参りも仏壇にも行きませんでした。
そこからさらに1週間後…
ようやく仏壇とお墓へ。
やっぱり結局は泣いちゃいました。
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